黒島式新築祝い
2008.12.17
12月16日、宮里に引っ越して来た家族の新築祝い(新家[アラヤー]ヌキィラザヨイ」が実施されました。島の長老たちによる歌(家造[ヤーチクイ]ジラバ)に合わせた新築の踊り(アンガマー)の様子です。このような伝統的な新築祝いは、保里に新築された家の以来、8年ぶりの実施となります。
マダライシガニ
2008.12.15
12月15日、島の方から「仲本海岸のリーフの上で見慣れないカニを捕まえた」という話があり、譲り受けました。調べたところマダライシガニでした。サンゴ礁の浅い場所に住んでいます。石垣島、与論島、北大東島などで確認されています。採集記録を調べていますが、珍しい種と考えられます。
参考文献:日本産蟹類(酒井恒 著 1976年 講談社)
黒島大忘年会
2008.12.15
12月12日 芸能館で島民を対象にした忘年会が開催されました。黒島では青年会が主催しています。当日はおじーおばーから子どもまで、約60名が参加しました。ビンゴゲームでは、ノートパソコンなど豪華商品も用意され、大いに盛り上がりました。
勤王流舞踊の公演
2008.12.10
12月10日 勤王流八重山舞踊保存会は、島内むけに舞を披露しました。黒島は、八重山の舞踊に大きな影響を与えた勤王流が発祥した土地とされます。その起源は、琉球王府に芸能担当として仕えた士族が、流罪で黒島に渡り、舞踊の秘伝書を授けたためと伝えられています。この秘伝書が扇子舞の基本型が書かれた「勤王流二十二手振本」とされます。今回、舞が披露された芸能館の前は、勤王流の型の名称と説明文が刻まれた記念碑があります。
石塚さんがウミガメ放流を体験
2008.12.9
11月29日 石塚英彦さん、浜口親子が来所しウミガメ放流を体験されました。写真はお礼として頂いた絵です。放流の様子は、12月20日に年末特別番組 「あなたにピッタリの島を見つけました」 で放映予定です。
外洋性のイカの卵塊
2008.11.11


仲本海岸のリーフ外側で、イカの卵塊が見つかりました。卵塊は長さ1mほどゼラチン質の円筒形です。正確に種を調べるには顕微鏡で稚イカを観察しなければいけませんが、おそらくソデイカの卵と思われます。ソデイカは胴の長さが80cmになり、八重山の重要な水産物です。しかし外洋性で、生態の情報が乏しい種類です。稀にこのような卵塊が見つかることがあります。
写真・情報提供:石垣島ダイビングショップKUKURU
小学校の遠足で再捕獲されたウミガメを放流
2008.11.1
10月31日 小学校の遠足を受け入れました。この小学校は2年前にも遠足で当研究所を訪れ、標識放流を体験しています。偶然にも10月29日に、その時に放流されたウミガメが捕獲されました。今回の遠足では、再捕獲されたウミガメを測定し、2年間で約1.5cm大きくなったこと、黒島で放流され新城島で再捕獲されたことがわかりました。児童からは「2年で少ししか成長しないんだ」などの声が聞こえました。
島人唄会
2008.10.28
10月25日、宮里のビジターセンター内の敷地で島人唄会が催されました。宮里地区はかつて学校があった場所でもあり、役人が居た番所跡もあることから、「親村」と呼ばれており、島人の集いの場でありました。今回の唄会の土盛りのステージでは、かつては各集落の余興が披露されていたそうで、「親村」は久しぶりににぎやかな夜となりました。
結願祭
2008.10.7
10月5日 結願祭がおこなわれました。これは今年おこなわれた様々な祈りや願いの総まとめです。結びの願いです。黒島では東筋にある比江地うたきで開催され、様々な伝統芸能が披露されます。このうたきで祭られているのは黒島に初めて牛を導入した人と言われています。これが結願祭では牛肉が供えられる所以と考えられています。
敬老祝賀会
2008.9.26
9月23日 敬老祝賀会が開催されました。本来は敬老の日(15日)の予定でしたが、台風のため延期されていました。当日は各団体から多数の余興が披露され、牛汁も提供されるなど。たいへん盛り上がりました。写真:婦人会提供による座開き
サンゴ標本の調査
2008.9.26
9月25日、沖縄県立博物館の方が、当研究所に所蔵してあるサンゴ標本の調査にこられました。沖縄県内の何処にどのようなサンゴ標本があるのかを調査されています。当研究所はたいへん多く標本があり、特に大型標本を多く所蔵しているそうです。当研究所には400点以上の標本があります。そのほとんどは1970年代に採集された貴重なものです。
台風13号により冠水
2008.9.14
9月13日 台風13号の影響で、黒島の東側が冠水しました。写真は島の中心にある東筋という集落から、喜屋武に向かうまでの道です。このあたりは海抜が低く、島の人が「台風のときに海になる」と言っていました。深いところでは30cm以上の水深がありました。水は淡水であり、大雨が影響しているのでしょう。
ゴマモンガラに注意
2008.9.1

仲本海岸ではゴマモンガラにかまれる被害が発生しています。ゴマモンガラは最大で60cmになります。カニやウニなどを餌としており、強大な歯を持っています。普段は人に向かってくることはありません。しかしなわばりを持つと、侵入者を追い払おうと向かってきます。噛まれると大怪我をします。海にはこのような危険もあります。また餌付けをしていた方が指を噛まれたという事故もあります。ゴマモンガラが向かってきたら、引き返しましょう。でも決して慌てないで下さい。慌てることは重大な水難につながります。
サキシマアオヘビが産卵
2008.9.1
研究所で飼育しているサキシマアオヘビが卵を産みました。サキシマアオヘビは八重山諸島にのみ生息している珍しいヘビです。頭は小さく黄緑の体でとても可愛らしい?姿をしてます。生態はほとんどわかっていません。毒はありません。ミミズを食べるという変わった食性をもっています。環境省では準絶滅危惧種に指定されています。黒島で最も見つけることが難しいヘビです。
仲本の獅子舞
2008.8.18
8月16日 仲本で獅子舞がおこなわれました。仲本の獅子舞は旧盆あけになる旧暦7月16日に開催されます。祖先の霊は盆を過ぎるとあの世に戻ります。しかし身内のいない霊はあの世に戻らないとされ、その霊を追い払う目的で獅子舞がおこなわれます。
アンガマ
2008.8.16
8月13・14日、八重山の伝統行事であるアンガマが、黒島でもおこなわれました。アンガマは旧盆におこなわれます。黒島では精霊に変装した青年が、仏壇のある家をまわります。そして各家のご先祖のために、踊りを披露します。黒島のアンガマは過去には廃れた時代もありましたが、現在は青年会を中心に大きな行事になっています。
小学生の手作りタイマイ
2008.8.13

7月に「キッズラボ」の「サイエンスキャンプ」で黒島研究所を訪れた小学校4年生の北方達也くんから、手作りのタイマイの写真が届きました。見事な仕上がり具合や、大きさから、なかなかの力作であると驚きました。毎日ウミガメを見ている我々も、こんなに上手に作る自信がありません。達也くん、素敵な写真をありがとうございました。
豊年祭の取り止め
2008.7.26
明日開催される予定の黒島豊年祭は、台風のために取り止めになりました。延期か中止かは、後日話し合いがおこなわれます。写真:準備したテントなどの片付け
キッズラボのサイエンスキャンプ
2008.7.24
7月21-23日 理科実験専門教室「キッズラボ」の子どもたちが、「サイエンスキャンプin沖縄」で黒島を訪れました。当初は暑さでバテていた子どもたちも、2泊3日の滞在で、多様なプログラムを元気にこなしていました。参加した子どもたちの中から、海洋生物の研究を志す研究者が誕生するかも知れません。宿泊は、文化財級の古民家「まぃすく家」(http://www.ishigaki.fm/maisukuya/index.html)を貸切ました。古民家での宿泊を通して、沖縄の気候に合わせた工夫や、伝統的な暮らしも垣間見られたことと思います。
ナイトガイドでウミガメの上陸に遭遇
2008.7.21
7月20日 当研究所がおこなっているナイトガイド中にアオウミガメが上陸しました。4時間にわたり観察をしましたが、残念ながら産卵せずに海に戻りました。ウミガメは砂を掘るのに適した場所がみつかない時など、産卵しないことがあります。ナイトガイドは本来ウミガメの産卵ツアーではなく、オカガニなどの夜行性の生き物の観察です。ウミガメに出会うのは、とても幸運なことです。
高い潮位のため伊古桟橋が水没
2008.7.6
7月5日 満潮時の潮位が201cmと高くなったため、伊古桟橋が水没しました。基本的に、海水面は一日に2回高くまた低くなります。この海水面の変化が大きいときを大潮、小さい時を小潮と言います。これは太陽と月の引力が海を引っ張るためです。太陽と月の位置は一定ではありませんので、干満差は毎日違いますし、季節によっても変化します。普段は満潮時でも伊古桟橋は水没することはありません。しかし季節によっては、このように満潮時の潮位がたいへん高くなります。写真:左 水没した伊古桟橋。右 普段の伊古桟橋
沖縄ペットワールド専門学校が来所
2008.7.3
6月30日 沖縄ペットワールド専門学校の学生が研究所を見学されました。研究所では展示してある黒島の生物を中心に解説を受けました。学生は海洋生物を専門としており、たいへん熱心に解説を聞き、メモをとる姿が印象的でした。将来は、生物に関わる様々な分野で活躍するでしょう。
運動会
2008.6.30
6月29日 黒島小中学校で運動会が開催されました。黒島では児童生徒は十数名です。このため、運動会を盛り上げようとおじー、おばーも含め島の人が一丸となって競技に参加します。まさに小さい島の大運動会です。写真:玉入れ競争。
慰霊の日
2008.6.25
6月23日は沖縄戦終結の日とされ、沖縄県では学校などが休みとなり、「慰霊の日」として戦没者を追悼します。黒島では毎年、婦人会が子どもたちを集めて映画の上映会を実施し、平和の大切さを伝えています。今年は婦人会が竹富町婦人連合会と重なってしまったため、研究所がその役割をお手伝いすることとなりました。子どもたちをはじめ、親子3世代で来た家族もいました.
JICAの研修
2008.6.21
JICA研修生4人が来所しました。当研究所では研究所内の解説、サンゴ礁生態系とウミガメの研究活動についての講義を受けました。その後シュノーケリングの講習などを受けました。研修生は海洋生物の仕事をしており、ウミガメ保護にとても関心が高いようでした。写真:生物飼育室の解説を受ける研修生
町民球技大会
2008.6.21
6月15日 西表島で竹富町 町民球技大会がおこなわれました。これは毎年、竹富町の島もしくは集落がチームを作り競い合うものです。種目、ソフトボール、ソフトバレー、グランドゴルフの3つがあります。黒島チームはソフトバレーが優勝するなど、大いに盛り上がりました。写真:ソフトバレーの優勝が決まった時
小学生が魚を学びに来所
2008.5.27
黒島小学校の児童が、魚を学びに来所しました。児童は黒島周辺で見られる魚を調べています。今日は、先日 児童たちが捕まえた魚の名前を聞きにきました。研究所では、本物や写真をもとに、見分け方のコツや毒があるか無いかなどの説明を受けました。
月桃の花
2008.5.27
月桃(ゲットウ)は、沖縄ではとても親しまれている植物です。5~6月にたくさんの花を咲かせます。黒島では道沿いで普通に見られますし、庭に植えていることもあります。葉はサンニンと呼ばれ、昔から食べ物を包むのに使われています。また今年の牛まつりでは、ステーキに添えられました。
牛への感謝
2008.5.13
昨日、JAおきなわと、黒島肉用牛生産組合により、黒島家畜セリ市場にある「牛魂の碑」で「願い」が実施されました。この「願い」は、食文化の犠牲となった牛と、この1年安全であったことへの感謝です。さらに今後の安全祈願も込められています。今日は2ヶ月に一度のセリの日。約230頭の子牛がセリに出る予定です。黒島の基幹産業である畜産の発展が望まれます。
ウミガメの初産卵
2008.5.4
昨日、黒島でウミガメの初産卵がありました。足跡と卵の大きさからアカウミガメと考えられます。黒島はアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種の産卵が確認されています。日本でウミガメ3種が産卵する場所は少なく、とても貴重です。例年ですと、黒島では8月までウミガメ類の産卵がおこなわれます。
浜下り
2008.4.9
昨日4月8日は旧暦の3月3日にあたり、サニズ(浜下り)がおこなわれました。この日は海の干満の差が大きく、干潮時には大きく潮がひきます。黒島でも潮干狩りを楽しむ人がたくさんいました。仲本海岸では、潮が引くとリーフまで歩いて渡れるため、たくさんの収穫があったようです。
デイゴの花
2008.4.7
デイゴの花を見つけました。デイゴは沖縄を代表する花の一つです。ちょうど卒業・入学式のころに開花するため、本州の桜と同じように慕われています。八重山では、2年前からデイゴがほとんど咲かなくなりました。これはヒメコバチの一種が発生したためと考えられています。この蜂は体長1.5mmほどでたいへん小さく、デイゴに寄生し成長を阻害します。寄生されたデイゴは、花が咲かなくなり、時には立ち枯れします。残念ながら、今年 黒島でもデイゴの花は少ないようです。
うみがめーる50号 発行
2008.4.6
春の甲子園では沖縄代表が優勝し、黒島もたいへん盛り上がりました。今月の表紙に登場した方は、高校卒業後に就職のため、パスポートを取って関西に住んでいました。そして沖縄代表が甲子園に来るたびに応援に行かれたそうです。黒島見聞録では「ハトヤマ」とよばれる鳥のワナについて。旬の話題としては「サンゴの移植」について取り上げています。
送別会
2008.3.26
3/25 黒島伝統芸能館にて、PTA主催の送別会が催されました。黒島校を最後に勇退する学校長をはじめ、転勤する教職員や郵便局員を島を挙げて激励しました。「校長になって戻ってきます!」と、若い教職員の宣言も飛び出しました。新しい赴任先でのご活躍を心よりお祈り致します。
海星小学校の遠足
2008.3.24
海星小学校4年生が遠足で当研究所を見学に来られました。黒島の歴史や海洋生物にについての解説を受けました。皆さんとても生き物に関心が高く、また事前にウミガメについて学習しており、たくさんの質問がありました。このような機会に、研究でわかってきた自然の仕組みや地域の文化を伝えていきたいと思います。
海中写真展
2008.3.23
当研究所と黒島ビジターセンターは、23日の海びらきに合わせて、黒島の海中写真のパネル展示をしました。かつての黒島のサンゴ、1980年のオニヒトデ大発生、現在の仲本海岸の様子などを展示しました。このパネル展示は春休みいっぱい、黒島ビジターセンターで実施していますので、是非ご覧になって下さい。
海開きが開催されました
2008.3.23
本日、海びらきが開催されました。あいにくの荒天でしたが、様々なイベントや黒島中学校・青年会と婦人会による郷土芸能も披露されました。これから春休みに入り、シュノーケリングなどを楽しむ観光客が増えます。天候や体調に注意しながら、すばらしい黒島の海を楽しんでもらいたいと思います。写真:海上収穫祭
黒島ビジターセンターの新パンフレット
2008.3.21
環境省・沖縄県・竹富町・黒島公民館・黒島研究所で組織する黒島ビジターセンター運営協議会は、ビジターセンター用の新しいパンフレットを発行しました。環境省や黒島公民館監修のもと、黒島研究所が制作しました。これまでのA4白黒から、A3両面カラーの4つ折りで黒島の写真を多数使用しています。今月23日の海びらきで黒島を訪れる方をはじめ、多くのビジターに手に取って活用してもらえれば幸いです。
明後日(3月23日)、海開きを開催
2008.3.21
黒島の宮里海岸では「日本一早い夏!最南端・八重山の海びらき」が開催されます。プログラムは以下の通りです。
9:00 海開き祈願
オープニング
あいさつ
9:35 海開き宣言
テープカット・初泳ぎ(海上収穫祭)
9:50 郷土芸能「黒島口説」 (黒島子ども会)
10:00 ミス八重山発表
10:20 宝さがし
10:30 郷土芸能
「笠踊り」(黒島婦人会)
「ハディクマイ」(黒島婦人会・黒島青年会)
10:40 ビーチ綱取
11:00 ミニライブ
11:10 閉会
島のお年寄りが見学
2008.3.19
黒島のお年寄り十数名が、研究所を見学に来ました。これは竹富町が主催しているデイサービスの一環です。今日は数年ぶりに研究所に来た方もいて、新しい水槽などに驚いていました。
コブシメ
2008.3.17
コブシメは甲の長さが50cm以上になる大型のイカです。普段はあまり見かけませんが、この季節は枝サンゴに卵を産み付けるためやってきます。コブシメの寿命は2年といわれており、産卵した個体は死にます。卵は1月ぐらいで孵化し、1~1.5cmほどの子イカが誕生します。
救急救命法の講習会
2008.3.11
3月10日、石垣市消防本部より講師をお招きして、心臓マッサージなどの救命法およびAEDの操作方法の講習会が行われました。これは黒島の島民を対象としており、10名ほどが参加しました。昨年、黒島では水難事故が発生しています。このため島の人の意識は高く、熱心に講習を受けていました。
成城中学校の修学旅行を受け入れ
2008.3.7
東京の成城中学校の皆さんが修学旅行で黒島を訪れました。当研究所では、黒島の文化や生物の詳しい解説を聞きました。夜はナイトガイドを受けて夜行性の生物を観察しました。黒島小中学校の児童生徒との交流会もしました。今朝、島を離れる前に、標識を装着したウミガメを放流しました。生徒の皆さんや、放流したウミガメが立派に育ってくれることを期待しています。写真:放流したウミガメを見送る生徒
学習会「石西礁湖と竹富島」に参加
2008.3.5
竹富島でおこなわれた「石西礁湖と竹富島~さんご礁の恵みを考える~」に参加してきました。これは西表石垣国立公園竹富島ビジターセンター運営協議会が主催した、一般向けの学習会です。地元の方やサンゴの専門家を講師に招き、島の暮らしとサンゴ礁の関わり、そして石西礁湖のサンゴの現状の講義がおこなわれました。写真:海岸線で、地元の方から昔の暮らしを聞く参加者
アマサギ
2008.3.4

牛のまわりにいる白い鳥がアマサギです。黒島には冬に渡ってきます。飛来したときは頭が黄色い夏羽ですが、しだいに白い冬羽になります。牛の近くで多く見られるのは、牛によって追い出される昆虫を、食べるためです。例年ですと、3月末から4月に北に向かって飛び立ちます。
マンタの群れ
2008.2.27
仲本の岸からオニイトマキエイ(マンタ)の群れが観察できたので、水中撮影にいきました。マンタの多くは、大きく口を開けて泳いでいます。これは餌であるプランクトンを食べているときです。黒島では、年によっても違いますが、3月末まで見ることができます。
うみがめ~る49号 発行
2008.2.26
今月の表紙は、「神様の中でウチが一番好きなのは海の神様さー」と言う仲本集落の名物おばーです。旬の話題として冬に回遊してくる「マンタ」を取り上げています。定期購読者の皆様へは、本日投函しております。島内への配布は、研究活動のため29日以降となります。
第16回 黒島牛まつり
2008.2.25
2月24日、黒島最大のイベント牛まつりが開催されました。たくさんの人々が黒島を訪れ、牛づくしメニューを味わいました。今年はいつも島の足として活躍する各船会社によるステージも設けられるなど、沢山の企画で盛り上がりました。
去年の牛まつりで放流したウミガメが漂着
2008.2.25
2月24日、黒島牛まつりが開催されているときに、標識のついたウミガメの死体があるという連絡がありました。標識を確認したところ、ちょうど一年前、つまり去年の牛まつりで放流したアオウミガメでした。甲らの長さは5mmほど大きくなっていました。残念な再会となりましたが、ウミガメの現状を伝えにきたのかもしれません。
JICAの視察
2008.2.19
インドネシアの研修生が当研究所を視察されました。これはJICAの活動で、日本の絶滅危惧種の現状を知るために八重山の各研究所を訪問しているものです。当研究所では主にウミガメの生態と保護、そして問題点についての話を聞きました。またウミガメの測定などを体験されました。写真中央の2名がインドネシアの研修生。
恒例のアーサとり
2008.2.19
小中学校の恒例行事アーサ(ヒトエグサ)採りが、黒島の東側にある迎里(ンギシト)の海岸でありました。今年はアーサの生育が早く、3月に予定していたものを早めての実施となりました。今日とったアーサは1年間の給食として登場し、子どもたちのお腹を満たします。
水道の願い
2008.2.10
2月9日、旧暦1月3日に恒例の「水道の願い」がありました。この神行事は公民館が主催しています。1975年に西表島からの海底送水が実現してはじまった、比較的 新しい行事です。黒島には川が無く、井戸水に塩分がまざります。海底送水ができる以前は、雨水に頼っていました。水の確保に苦しんだ黒島にとって、「水道の願い」は大切な行事です。例年、水タンク前で実施されるのですが、今年は強風により水タンク内のポンプ室内での開催となりました。
仲本の旧正月
2008.2.8
2月7日の夜、昼間の東筋に続いて、仲本で旧正月の綱引きが開催されました。写真は綱引き前の棒術の様子です。小雨のぱらつく中、東筋から駆けつけた青年らの応援もあり、たいまつの炎で照らされた会場は熱気に包まれていました。
東筋の旧正月
2008.2.7
今日は旧歴1月1日。日本一綱引きが盛んな沖縄で、唯一旧正月に実施される黒島。午後2時から黒島最大の集落、東筋で開催されました。雨にもかかわらず、みなさん頑張って歌い、踊り、飲んで、綱を引っ張っていました。もうひとつ、旧正月の綱引きを実施している仲本集落は去年からかつてのように夜開催しています。仲本の綱引きの模様は明日の歳時記でご紹介します。
死んだウミガメが漂着
2008.2.6
2月6日、黒島港の東側でウミガメが死んでいると、島の人から研究所に連絡がありました。死んだウミガメは、アオウミガメで甲らの長さが40cmほどでした。研究のために大きさを測定し、胃内容物とDNAサンプルを採取しました。当研究所はウミガメの生態調査として、このような情報を集めています。皆様も八重山でウミガメを目撃したら、ぜひ当研究所にご連絡ください。
平成19年度 離島活性化専門家派遣事業IT分野の講習
2008.2.4

2月4日、島の住民を対象に離島活性化専門家派遣事業IT分野の講習が当研究所の会議室で開催されました。これは沖縄県の事業で、離島に専門家を派遣し、インターネットを活用した宣伝・商売の方法を講習するものです。現在は、観光客など島外から発信された島の情報は氾濫しています。しかし島の住民の視点に立った情報が少ないそうです。島の住民は関心が高いようでした。
八重山警察書より感謝状
2008.1.31

本日、当研究所に八重山警察署から感謝状の贈呈がありました。理由は、昨年 相次いだ水難事故の搬送対応、そしてライフジャケットの無償 貸し出しの実施です。ライフジャケットの貸し出しは、事故防止を願う多くの方の協力で実現しました。黒島でシュノーケリングをするときは、ぜひ研究所に立ち寄ってください。
黒島研究所の活動
うみがめーる48号発行
2008.1.25
黒島研究所だより『うみがめ~る』の1月号を発行しました。今月表紙を飾ったおじーは石垣を積む名人です。「生物飼育室」ではクマネズミ、「黒島見聞録」では屋敷を囲む石垣について書かれています。島内には、今日から配布がはじまります。定期購読者のみなさん分は本日投函されました。
講習会のお知らせ
2008.1.25
平成19年度離島活性化専門家派遣事業IT分野の講習が黒島研究所で開催されます。これは沖縄県の事業で、島内を対象としています。内容は「ブロードバンド時代に対応し、インターネットによる島の宣伝と商売について」です。専門家が来島し、パソコンや携帯電話を利用した術を講習します。
日時 2月4日 19時30分~22時
会場 黒島研究所
主催 沖縄県企画部地域・離島課
協力 竹富町役場商工観光課・黒島研究所
勤王流公演会
2008.1.20
昨夜、黒島伝統芸能館にて、沖縄本島にある喜舎場慶子研究所による勤王流(きんのうりゅう)の舞踊公演がありました。勤王流とは、黒島が「芸能の島」と呼ばれる由縁のものです。その昔、琉球王府に仕えた芸能担当の士族が流罪の身となって黒島に渡り、持参していた「秘伝書」を基に、二十二手からなる扇子舞基本型である『勤王流二十二手振本』(編者・編年不明)が出来たとされています。この勤王流の二十二の手は八重山の踊りに大きな影響を与えているとされています。黒島の人は、いつも行事では自分たちが舞台に上がるため舞台を見ることが出来ないのですが、昨夜はゆっくりと踊りを鑑賞しました。
マンタ
2008.1.18

黒島では冬に北風が吹くとマンタ(オニイトマキエイ)が回遊してきます。写真は去年船上から撮影したものですが、仲本海岸から双眼鏡を使えば水面を泳ぐ姿を見ることができます。今日の朝は10個体ほど確認でき、ジャンプする姿も見られました。仲本海岸はシュノーケリングで有名ですが、寒いこの季節は岸からマンタを見るのもいいかもしれません。ただし見つけるのは意外と難しいです。
鬼餅寒波
2008.1.15
今日は旧暦12月8日。沖縄では鬼餅と書いて「ムーチー」と呼ぶ、おモチの日です。今日は沖縄中でムーチーを作ったり、食べたりしています。黒島でもかつてはムーチーの日に芋のでんぷんでモチを作って、月桃の葉でくるんで蒸して食べたそうです。このムーチーの日は、最も寒い頃だということで、「ムーチービーサー」と言います。漢字にすれば「鬼餅寒波」でしょうか。今日のように冷え込んだ時は「やっぱりムーチービーサーだねぇ」と、皆さん言っています。海岸で見かけた写真のクロサギも、寒そうに見えました。クロサギは黒島の海辺でよく見る鳥のひとつです。どうして「シロ」なのに、「クロ」 サギなのでしょう。実は、クロサギには黒色型と白色型の2つパターンがあるのです。写真は白色型です。九州以北には黒色型が、奄美以南では黒と白色型の両方が見られるそうです。
初セリ
2008.1.13
牛の島と呼ばれる黒島では、奇数月の13日に牛のセリが開催されます。黒島家畜セリ市場には全国から購買者さんや、島内の畜産農家が集まります。黒島は人間よりも牛の数が圧倒的に多く、人より牛にあう確率の方が高いのですが、セリの日は多くの人を確認できます。次々と値段が付けられた今年の初セリは、ご祝儀相場となったでしょうか。
ヤシガニ
2008.1.12
今日も気温が25度を超え、ここ数日は夏日を記録しています。昨夜、研究所の近くをメスのヤシガニが散歩していました。ヤシガニは寒くなると活動が鈍くなります。そのため、この時期にはヤシガニに中々会えませんが、最近は暖かいので活発に動いていたようです。
アーサ大豊作のきざし?
2008.1.10
黒島の海岸にはアーサ(標準和名 ヒトエグサ)と呼ばれる海藻がびっしりと生えています。アーサは沖縄では馴染みのある食材で、天ぷらや汁ものにするとたいへん美味しいです。特に黒島産のアーサは人気があります。すでに島の人たちはアーサ採りをはじめていますが、次々とアーサが生え、干潮時の海岸は青々としています。今年は大豊作かも知れませんので多くの人の口に入るかも知れません。
灯台付近の道
2008.1.8
東筋から灯台の農道が整備されています。この後、アスファルトで舗装されるそうです。右側の石積みが今回の拡幅のために積み変えられました。かつてはサトウキビを搬出する馬車を通すために島中の道が拡幅され、石を積み変えたと聞きました。「リサイクル」という言葉があふれている昨今ですが、積み変え可能な石積みは、島の先人が残してくれた素晴らしいリサイクル素材かも知れません。また、石積みはヘビなどの小動物たちの大切な棲みかでもあります。
新春恒例の球技大会
2008.1.7
学校で新春恒例の球技大会が開催され、全島民が青・黄色・ピンクの3チームに分けられ、グラウンドゴルフと、ソフトバレーで熱戦を繰り広げました。暖かい陽気に汗ばみながらも、皆さん楽しんでいました。総合優勝はピンクチームでした。
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