特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会付属

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 研究所ニュース.2019年

黒島研究所のお知らせ、所内のイベントの告知や黒島の行事を掲載します

平成最後の産卵

2019.4.30

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4月30日午前2時 西の浜でアオウミガメが産卵に来ました。1mもある巨体をひきずり植生の近くまで来ると穴を掘って卵を産みます。涙を流しながら産卵する母ガメの姿は感動です。この母ガメは卵を産み終えると2時間近くかけて丁寧に卵を埋めて海に帰っていきました。令和の時代もウミガメが産卵できる砂浜を守っていこうと思います。

石垣島の小学校が遠足で来所

2019.4.26

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石垣島の小学生が遠足で来所しました。当研究所では毎年 小学校の遠足を受入れており、さまざまなプログラムを実施しています。今年は、展示室での勉強とウミガメ放流だけでなく、サメを使った実験も行いました。この体験をとおして、子どもたちが少しでも海の生物に関心を持ってもらえたなら幸いです。

ウミガメの初産卵がありました

2019.4.9

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ウミガメの初産卵がありました。足跡からアオウミガメと思われます。発見した日は4月6日ですが、痕跡から、おそらく4月3日頃に産卵したようです。日本で今年はじめての産卵かと思ったのですが、3月末に与論島では産卵が確認されていたそう。ちょっと残念ですが、先ずは今年もウミガメが来てくれたことに感謝です。

アカショウビンがやってきました

2019.4.6

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アカショウビンは黒島ではとても身近な鳥です。毎年 3月末から4月上旬に子育てのために渡ってきます。アカショウビンは、その鮮やかな赤色が目立つだけでなく、涼音のような不思議な鳴き声をします。この鳴き声から黒島では「コッカル」と呼ばれています。アカショウビンが登場する民話では、「神様が人に朝を伝える役目をコッカルに与えようとしたが、コッカルは夏にしか鳴かないので不合格にされた」とか。昔の人々もコッカルの鳴き声で季節を感じていたのでしょう。ちなみに、民話の続きは、カラスは寝坊助、コウモリは夜だけなので不合格、最終的には鶏が合格したそうです。

ヤエヤマスズコウジュが咲いていました

2019.3.21

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海岸の岩場を歩いているとかわいい小さい花が咲いているのを見つけました。調べてみるとヤエヤマスズコウジュというシソ科の植物でした。この植物は日本と台湾の固有種で絶滅危惧種Ⅱ類に含まれます。なんと八重山では黒島と新城島、与那国島でしか見つかっていないとっても貴重な種類です。偶然見つけた希少な植物に感激です。

沖縄かめ宴会がありました

2019.2.19

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2月16日、今年も沖縄のウミガメ調査者が集まるかめ宴会が那覇でありました。各地の砂浜を調査されている方や水族館の飼育員、研究員、学生など様々な立場の人がウミガメという共通点をもとに語り合いました。昨年は大度海岸で調査をされていた亀仙人、小林茂夫さんが亡くなりすこしさびしくなった沖縄カメ界ですが、新しく入ってきた学生たちの若い力を借り、今シーズンの調査で健闘することを誓いました。

黒島の旧正月

2019.2.6

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東筋の大綱引き

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東筋のミルク

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仲本の正月ユンタ

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作物を掲げて豊作を祈る

黒島では、明治前のカレンダーである旧暦で行事を開催する習慣が残っています。昨日2月6日は旧暦1月1日にあたるため、東筋と仲本の2集落で新年の行事がおこなわれました。東筋では昼間に、仲本では夜に開催します。時間をわけて開催するのは、人口が少ない黒島において、島民がどちらの集落も手伝えるようにするためです。また、大綱引きには観光客も参加し、皆で新年をお祝いできます。小さい島でも、助け合いの精神によって伝統行事が継続されているのです。

黒島にマンタがやってきました

2019.1.19

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今年もマンタが餌を求めて黒島にやってきました。水面近くで優雅に泳ぐ4,5匹のマンタに囲まれて泳ぐことが出来ました。マンタは私達にぶつかりそうになるほど正面から向かってきたり真下を泳いで行ったりと、間近で観察することが出来ました。 頭についた角のようなものは頭鰭(とうき)と呼ばれるもので、水流をつくりだして餌となるプランクトンを口に運ぶために利用されます。

初セリが行われました

2019.1.15

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1月13日、黒島で牛の初セリが行われました。牛で有名な黒島ですが、実は成牛に育てて、肉として販売しているわけではありません。黒島では主に生後12か月未満の子ウシを出荷しています。この子ウシが石垣や九州などに売られて、肉用牛として育てられ、各地のブランド牛になります。皆さんが本土で食べている和牛は、もしかしすると黒島生まれかもしれません。今年の初セリでは、なんと過去最高170万円の子ウシも登場し、幸先のよいスタートとなりました。

年末年始のウミガメ勉強会が終了!

2019.1.7

IMG_0782.jpg12月29日から開催してたウミガメ勉強会は、昨日 盛況のうちに終了しました。ツアーとしてご協力いただいた安栄観光、島内の飲食店のハートランド・あーちゃん、そして、ご参加いただいた多くの観光客の皆さまに感謝いたします。皆さまのおかげで、また、少しずつウミガメの生態を明らかにすることができます。次回の開催は、春休みとGWを予定しています。関係機関と調整が着き次第、Webサイトにアップしていきます。

2018年の入館者など

2019.1.1

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新年 明けましておめでとうございます。おかげさまで2018年も入館者が一万人を越えました。さらに海外からのお客様は2017年の28か国よりも多い41か国の人々が訪れました。これからも黒島の自然や文化を紹介する窓口として、多くの人々に喜んで頂けるような施設であり続けたいと思います。そして、ウミガメが安心して産卵できる美しい砂浜を残すために努力していきます。本年もどうか宜しくお願い致します。